入試ポイント 長文はこま切れに解く

英語の長い文(長文)読んで解くのが大変という人、読んでみて。それって読み方と解き方に問題ないですか。

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もしかして、こんなことしていたら要注意。


本文を一通り読んでしまい、問1から順番に解いていた。問2からあとももう一度全文に目を通しながら解いていた。


これって当たり前だよ、と思っているとしたらずいぶん苦労の多い大変なことをしてきましたね。なかにはこのやり方のほうが解きやすいよ、という人もいますからそれはそれで自由ですが、問いのたびに本文を全部読んでいたとしたら、時間はいくらあっても足りません。先に問いの文にすっと目を通しら「段落ごとに解ける問題から手をつける」といいですよ。


問いの対象となる下線の入った本文中に知らない単語があったら、その問いはあきらめていた。


長文って、知らない単語があっても( )にして無視するか、意味を推定してみるか、英単語のまま全体を訳してみるなどすれば解けることが多いです。多少単語の意味が取れなくても気にしないで読み進めるといいです。


it」が出てきたら、適当にその辺の単語をあてはめていた。


たいてい、「it」がさす部分はたいてい直前にありますよ。離れた場所を指示するとどこを指しているかわからなくなるからです。しかも名詞(ものの名前を表す語)がほとんど。句(語句の意味のかたまり)や文全体を指すこともあります。


ここかなという部分を見つけたら確かめる方法があります。ここかなという語を、「it」の入る部分にかわりに入れてみます。それで本来の意味になっていたらほぼ正解ですよ。候補が二つ以上になるときはよりふさわしいほうを選んでね。


本文は全部について日本語訳していた。


そんなことをしていたら日が暮れてしまいます。問題の対象となる文だけ詳しく訳します。その他はさらりと概要がつかめる程度でかまいません。


本文の単語にひとつひとつ日本語をあてて書いていた。


せっかく中学単語を覚えたから使わない手はないといって、がむしゃらに単語の意味を書いていく人がいます。これもよくやりがち。入試では時間がかなり無駄に。


英語は熟語や慣用句なども多く、単語だけで意味が取れるとは限らないし、同じ単語でも意味が複数ある語もあります。語順で意味が違う場合もあります。やむなく訳す場合も「パラグラフ・リーディング」といって基本的に「かたまり」ごとに前から訳して意味がつかめればいいです。


長い日本語で答える問いはめんどくさいのでパス。


とてももったいないです。日本語でしかも長めの文で答えられるところは優先して答えましょう。じつはこういった問いは部分点が設定されていることが多いです。したがって選択肢の問題や英語の単語で答える部分より易しいとも言えますよ。どうして?


なぜなら、選択肢1つだけを選んで答える問いで部分点はありません。それに対して、長い日本語で答える問いについては部分点を取れる可能性が高いからです。


英語の一部がわからなければやむなくそこは省いて答えをまとめます。すると満点にはなりませんが部分点をもらえる可能性が出て来ます。


最後のほうの選択肢の問題は、いつも時間が足りないし苦手なので適当に答えていた。


後半や最後のほうにある、本文の内容に関する正しい英文を選択する問題は、たしかに内容の把握ができていないと結構難しいことが多いです。しかも配点は大きめのことがあります。次のように選択肢をある程度しぼることができます。


(1)まず本文に書かれていないことは選択肢にならない。これは鉄則です。


(2)登場人物(特に主人公)に心情や行動の変化が起こる場面は本文を読むときに印をつけておきます。ていねいに読み取る。選択肢の対象になりやすいところですから。


(3)本文の一番最初と最後の段落は、本文の主要な内容が入りやすいので念入りに意味をつかむ。


(4)正解の選択肢は当たりさわりのない、間違いのない本文のいいかえをしただけの文に過ぎないことが多い。


選択肢をしぼることができれば、それらのうち一部でも書かれていないことがあったらそれらに印をつけ、より本文と違いのないほうを選びます。


武士の成長 練習問題

平安時代の中頃からの武士の成長していった頃の様子に関する練習問題です。


1.下から言葉を選んで(  )に入れよう。

(1)平安時代半ば、農民の一部が領地を広げて、豪族として勢力をつけて( ① )となりました。都でも役人の武官が貴族たちの警護を行って認められて武士となりました。武士は( ② )をつくり、成長していきました。


(2)10世紀中頃、平将門が関東で、( ➂ )が瀬戸内海で、周辺の武士を率いて反乱を起こしました。しかし朝廷の武士に抑えられました。武士団の中でも源氏と( ④ )が二大勢力となり、源義家が東国に、平氏は西国に勢力を伸ばしました。東北地方では奥州藤原氏が権力をふるいました。


(3)天皇から上皇になっても、武士を使い政治を行ったのが( ⑤ )上皇です。こうした政治を( ⑥ )といいます。


(4)保元の乱と平治の乱で、( ⑦ )が源氏をやぶり権力をもちました。武士は( ⑧ )を貴族や上皇に寄進して勢力をもちました。その一方で、国司は領地を( ⑨ )として荘園とは別に経営しました。2重に支配したことになります。


選択肢:武士 武士団 藤原純友 平氏 白河 院政 平清盛 荘園 公領



答え:①武士 ②武士団 ➂藤原純友 ④平氏 ⑤白河 ⑥院政 ⑦平清盛 ⑧荘園 ⑨公領



2.(  )に下から選んで適当な言葉を入れよう。

(1)平安時代半ばに農民の一部が領地を広げて、豪族として勢力をつけ武士となりました。都でも役人の武官が貴族の警護を行って認められ、( ① )となりました。武士は武士団をつくり、成長していきました。


(2)10世紀中頃、( ② )が関東で、藤原純友が瀬戸内海で、周辺の武士を率いて反乱を起こし、朝廷の武士に抑えられました。有力な武士団のうち、源氏の( ➂ )は東国に、平氏は西国に勢力を伸ばしました。


(3)武士を用いて( ④ )になったのちも、政治を行ったのが白河上皇で、この政治を院政といいます。


(4)( ⑤ )の乱と( ⑥ )の乱で、( ⑦ )が源氏をやぶって力をもちました。武士は( ⑧ )を貴族や上皇に寄進して、勢力をもちました。その一方で、国司は領地を( ⑨ )として荘園と別に経営しました。こうした二重支配が長く続きました。


選択肢:武士 平将門 源義家 上皇 保元 平治 平氏 荘園 公領


答え:①武士 ②平将門 ➂源義家 ④上皇 ⑤保元 ⑥平治 ⑦平氏 ⑧荘園 ⑨公領


3.(  )に下から選んで適当な言葉を入れるか、問いに答えよう。

・ 武士は、地方では有力な(①)から、都では貴族の警護にあたった(②)から起こりました。やがて家の子、(③)、下人からなる武士団を形成し、やがて2つの大きな勢力ができました。この武士の力を利用したのが、

 天皇から上皇になった(④)です。天皇と上皇の権力争いから、(⑤)の乱、(⑥)の乱が起きました。


(1)①〜⑥に入れる適当なことばを選んで入れよう。   

    農民  武官  郎党  白河上皇  保元  平治


(2)関東と、瀬戸内海でそれぞれ反乱を起こした人物はだれですか。

     関東(  )、瀬戸内海(  )

    ア)平将門  イ)平清盛  ウ)源義家  エ)藤原純友


(3)下線部の武士団とはそれぞれ何氏ですか。(  ) (  )    

    平氏  藤原氏  源氏  蘇我氏


(4)(3)で選んだ武士団はそれぞれ東国、西国に勢力をもちました。

   それぞれ何氏で、いつ頃のことか書き入れよう。

        東国(   )年代(   )        

        西国(   )年代(   ) 

   武士:平氏  藤原氏  源氏

   年代:11世紀後半  12世紀前半  13世紀前半


(5)天皇にかわって上皇が行う政治を何といいますか。 (  )     

   摂関政治   院政   帝政


(6)⑤と⑥の乱の結果、勝った平氏の人物は?  (  )

   平将門  平清盛  源義家  源頼朝


答え (1)①農民 ②武官 ➂郎党 ④白河上皇 ⑤保元 ⑥平治

 (2)関東:ア、瀬戸内海:エ (3)平氏、源氏 (4) 東国(源氏   )年代(11世紀後半)、西国(平氏)年代(12世紀前半)(5)院政 (6) 平清盛

  

4.つぎの問いに答えよう。

・武士が力をもつことができた原因の一つが、領地を寄進して中央の貴族や寺社に( ① )としたことにあります。

 一方で、国司は、①以外の領地を( ② )として、別に経営しました。やがて2つの武士団が力を持ちました。 のちに平氏は高い位につくと、①を自らのものとしたため不満が広がり、源氏と対立するようになりました。


(1)①、②にあてはまる字句を入れよう。 ①(  )、②(  )


(2)下線部の平氏は高い位につく、とはだれのことですか。(  )


答え (1)①荘園 ②公領 (2)平清盛
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中学総合的研究 社会 三訂版


posted by あまがえる at 20:00Comment(0)歴史

英作文の解き方 日本語を整えて

「新しいかばんを私は2つもっています。」…①

この文章を英語にしてみましょう。「え~と、New bag is… あれっ、かばんは2つあるからTwo new bags are...かな。」


そう書き始めると行き詰りますよ。じゃあ、英作文の基本を今日は説明しましょう。


まず、英作文をするときには日本語を整えることから始めます。つまり、英語にしやすい文章に日本語を変えることから始めます。「どうしてそんなことをするの?」


そうですね。英語と日本語では基本的に語順が違うということが一番大きいです。それではやりながら説明しましょう。まず①の文の日本語を整理して、「私は2つの新しいかばんを持っています。」と主語を前に出してきます。これなら英作文ができるのじゃないですか。


「うん、これならできるよ。I have two new bags.でしょ。」そうです正解。どうしてもNew bag~で文を書き始めてしまう人は今やった手順をもう一度確認して覚えてください。




posted by あまがえる at 20:00Comment(0)英語

都道府県別工業生産額

普通は工業生産額は工業地帯や工業地域別に並べたり、グラフになったりしているものが多いです。ここでは各都道府県別に見ていきましょう。こういうふうに意表を突かれても答えられるように統計資料に目をよく通しておきましょう。


皆さん工業生産額1位の都道府県はどこだと思いますか。「え~と、やっぱり日本の中心の東京都かな。」残念でした。違いますよ。それでは正解をお示しします。工業生産額の高い都道府県ベスト5です。


1.愛知県

2.神奈川県

3.大阪府

4.静岡県

5.兵庫県


です。意外や意外。東京都はベスト10にも入りません。関東の各県、つまり埼玉、千葉、茨城、栃木よりも下です。関東では下から2番目です。しかも三重や広島よりも下になります。「へ~え、そうなんだ。」これは皆さんも知らないことかもしれません。


したがって、京浜工業地帯の中心地は神奈川県と考えておいたほうがよいようです。東京の名誉挽回のために付け足しますが、工業製品別で見ると、精密機械、印刷とその関連製品などはそれぞれ全国1位です。それと大手の会社の本社も東京にあることが多いです。


それに対して総合の工業生産額1位の愛知県。どの分野の工業も出荷額が大きいです。なかでも自動車などの輸送用機械製品は全国の35.7%2010年)を占めています。さらに機械、金属、繊維工業でも全国1位です。


愛知県が中京工業地帯の中心としての地位はゆるぎがありません。特徴的な全国1位の工業を見ておきますと、化学工業の1位は千葉県です。食品工業とパルプ・紙は静岡県。情報通信機器は長野県、医薬品製剤は大阪府、食器用陶磁器は岐阜県が1位です。


こうしてみるとやはり特徴が出ていますね。

posted by あまがえる at 18:00Comment(0)地理

宇宙を知るには実際の空を眺めて

宇宙の単元が苦手な人がけっこういます。どうして理科は最後の方にこんな難しい単元があるんだろうと思う人もいるかもしれません。その人たちの多くが立体的な把握が難しいのだといいます。なかなか子午線や天球の理解が進まないようです。

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そういう人は晴れた日の夜暗くなってから(十分安全には配慮してくださいね)、夜空を眺めてみてください。しばらく(2時間ほど)したらもう一度眺めてみてください。南の空と北の空をそれぞれ観察するといいです。


春のこの時期ならば?マークを逆さにしたようなしし座が見えています。このしし座のいちばんあかるい星が、逆さ?の点の位置にあります。レグルスです。北の空は北極星のあたりを中心に反時計回りに回転する様子がダイナミックに捉えられたら観察した甲斐があります。


これで少し頭の中に宇宙の様子が捉えられたのではないでしょうか。地球の方が回っていることが体感できたのではないですか。