ノートの罫線と成績

塾の先生というのは、こんなところも見ているんだなあという話題をひとつ。


じつは、新しい生徒の大まかな学力を知りたいとき、みるポイントがいくつかあります。


ここではすべてをあきらかにすることは、わたしの仕事を奪うことになりますから、ほんの一部だけ。


まずノートに分数の計算をしてもらいます。その際に、罫線の間に分母も分子も書いているときは、「要注意」とみなします。この記事をお読みの塾の関係者の方がいらしたら、「当然そうだ。」とおっしゃるかもしれません。


もうひとつ。問題集の問題の走り書きの計算式をノートのすみのほうにちょこちょこと細かな文字で書く人。この場合も「要注意」です。


じつはこれらはほんの一例で、計算ミスの多い人や学力不足な人に多いのが、この書き方です。用心深い人、トップクラスの人は何も言わなくてもすでに、計算式に細心の注意を払っています。


「分子と分母を罫線の間に書くと見づらいよ。」そのとおりです。どうしても枠の中に書こうとすると、文字が小さくなりがちで、見誤りやすくなります。


読んでいて、こんなところに目を向けるなんてお思いかもしれません。でもトップレベルの人は、当然のようにそれをやっているのを、長年、私は見てきています。


posted by あまがえる at 18:00Comment(0)日記

いま現在の模試の点数

いま現在の中3生で

成績(模試の点数や偏差値としましょう)が上がっている人

成績に変化がない。

成績が下がっている人


このうち①の人は夏休み前後の学習が功を奏しているのだと思います。しかし、入試の4割は3年生の範囲とその総合問題ですから、実質的にはまだこれからです。油断をせずコツコツと学習をそのまま続けてください。


の人は、健闘しているほうだと思います。夏休みにやってきたことがこれから芽を出すのかそれともそれほど効果が出ないでいるのか、あるいは解き方がマスターできていないのか(このブログにかなり書いてきました)のいずれかと考えられます。次の試験でその結果がほぼわかるでしょう。それまではあせらないで学校や塾の学習を続けましょう。


の人は、部活をやめてから学習を本格的に力を入れた人たちがあなたの上に入ってきたからです。もしあなたがこれまでどおり自分のやり方を続けていての結果ならば、これがあなたの立ち位置です。その努力はお認めします。しっかり地固めをして基本で取りこぼしがないか、それまでのあなたなりのやり方を通してチェックしてください。


にはいる人の中で夏休みもほとんど対策をしなかった人はこのブログのバックナンバーをいくつか見て自分のできそうなところから始めてみてください。少しでも受験の学習をして自分の選択の幅を広げておくとよいです。まだまだこれから学校で習うところが受験によく出るところですから、しっかり授業を聴いて試験に備えてください。


posted by あまがえる at 18:00Comment(0)入試

部活から受験へ、どうやって気持ちを切り替える?(1)

爽やかな季節になりました。日本各地でまだまだ気温差はありますが、徐々に過ごしやすい季節に変化しています。


これからしばらくして中3生は、部活を引退し、「さあ受験がんばるぞ」と思っている皆さんにアドバイスしたいです。今が切り替えの絶好のタイミングです。部活で気持ちがピークを迎えたこの時期こそ、その熱いエネルギーを燃やすだけではもったいないです。


とは言っても何をしたらよいのか・・・。なかなかひとりでは思いつかないかも。でもやっぱり中学生の皆さんだから「自分で」決めたい。人から言われてするのはいやですよね。


じゃあ、できそうなことから決めるのはどうですか?そんなときはまず「時間」に目を向けてみましょう。部活に充てていた時間がありましたよね。それを「自分で」何に使うか割り振ってみてください。自分で決めるのですから自分で責任を取る。それさえ決めればあとは実行です。


「全て勉強に向ける」それもいいでしょう。でも絶対続かないんだよなあ、自分は・・・。それならこれならどうでしょう。15分間だけ、一番最近で習ったことの教科書やプリントの易しい解けた問題を解いてみて。どれも解けた問題ばかり選んでね。期末テストでもいいかも。「えーっ、それってもともと解ける問題だから何にもプラスにならないよ。」


そうですか。でもふり返ってみてください。同じ問題を半年前なら解けましたか?多くのみなさんの答えは「No]じゃないですか。それだけできるようになったんですね。半年前の自分よりかしこくなった・・・。


少しずつ最近習ったところから離れていき、2年生の最後あたりで習ったところのできていた問題も同じようにやってみて。ほら、どうですか。


つづきをまた書きますね。

一次方程式の確実な解き方

中学校で習う方程式は負の数が入るため、符号のミスが起こりやすいです。さらにそこへ括弧、小数や分数が加わりミスを助長する要因が増えます。


方程式を難しいと感じる人は、分数を含む式は分数のまま、小数があれば小数のまま計算を続けようとします。分数や小数を含む式ではまずそれらを整数にします。これでほとんどは易しくなります。


方程式を求める方法をまとめます。分数と小数を含む方程式はまず整数の式にする「前処理」をします。下に手順を説明します。


(分数を含む方程式を整数の式に)方程式に含まれる全ての分数の分母の数の最小公倍数を求め、その数を両辺に掛けます。すると、各々の分数は分子との間で約分されて分母は1となり、両辺は整数のみとなります。


(小数を含む方程式を整数の式に)方程式に含まれる全ての小数のうち一番小数以下の桁が多いところに目を向け、小数以下の桁が何桁あるか数えます。その桁数によって2けたなら両辺を100倍、1けたなら10倍します。すると、各々の両辺にある小数は整数のみとなります。


(移項)①と②の「前処理」により整数の方程式になりました。ここで定数(つまり符号のついた数字)は右辺に、変数を含む項は左辺に移行して集めます。この際、移項で正負の符号が反転することを注意します。とくに正の数はふだん+記号がついていない場合がありますから、移行する際にマイナスをつけた負の数になりますので注意が必要です。


(同類項をまとめる)こうして両辺とも同類項になったわけですから、各項をまとめます。


(xの係数で割る)xに係数があるときはその数で両辺を割れば解が求まります。なお、xの係数にマイナスがつく場合は、両辺にー1をかける(すなわち両辺の符号を反転させる)ことでマイナスの符号を取り除いてから、xに係数が残るときはその数で両辺を割り解を求めます。






posted by あまがえる at 18:00Comment(0)数学1

天平文化の練習問題

天平文化についての練習問題です。


問い.次の文の①~⑮の( )に適当な語句を入れよう。


奈良時代の文化は( ① )文化で代表されます。文化の中心となった( ② )天皇の時代は「天平」という年号が使われたからです。この文化は中国の( ➂ )の影響を強く受けています。当時は、唐の進んだ政治の制度と仏教の教えを学ぼうと、( ④ )が何度も使わされました。阿部仲麻呂などは優れた役人として取り入れられ唐で高い地位に就きました。


その結果、中国から持ち帰った学問や政治制度、文物が日本に入り、その文化の影響を受けることになりました。もちろん都の( ⑤ )自体も唐の都の長安をモデルにしましたし、「律」(刑罰の決まり)と「令」(政治の決まり)なども唐から取り入れたものです。


こうして持ち込まれた文物の中にははるか西アジアのペルシャやインドから( ⑥ )などを経て、伝わったと考えられるものもあります。聖武天皇の持ち物として、東大寺の( ⑦ )に残されているものはその代表的なものです。


すでにペルシャやインドには、その現品がないものすら正倉院には残っています。したがってその多くは国宝に指定されています。また樹下美人図などの絵画は、正倉院の宝物のなかの鳥毛立女(とりげりつじょ)屏風は、中央アジアのシルクロード沿いの地域で描かれたものとよく似た構図や図柄のものが現存しています。これは明らかにこの地方の文化の伝来を物語っています。


聖武天皇とその妃の光明皇后は、当時の災害や伝染病からの不安を払しょくするために仏教の力に頼ろうとしました。


(1)( ⑧ )、国分尼寺の建設

(2)平城京にはその中心地としての東大寺と( ⑨ )の建立(こんりゅう)

(3)仏教や僧侶の保護(税や刑罰の免除)


これらを通じて国を安泰にしようと考えました。僧侶の( ⑩ )は苦労の末、中国より仏教の教えを広めるため日本に渡りました。当時の日本の仏教の中心地は上の(2)にあるように東大寺でした。


そこで、僧侶としてのお墨付きをもらう戒壇が置かれ、鑑真はその「戒」を授ける役目を受け持ちました。つまり、鑑真は日本の僧侶たちに大事な戒律のあり方を教える役割を担いました。


( ⑪ )という僧侶は一般の人々に仏教を伝える一方で、橋や水路を引くなどの指導もおこないました。


天皇の系統を示す目的で「( ⑫ )」と「( ⑬ )」が編纂されました。また「( ⑭ )」には日本各地の産物や自然、伝承などが書かれています。「( ⑮ )」はこの時代の農民から貴族、天皇がそれぞれ読んだ和歌が4500首ほど収められています。万葉仮名という音に漢字をあてるようにして書かれています。


答え ①天平 ②聖武 ➂唐 ④遣唐使 ⑤平城京 ⑥シルクロード ⑦正倉院 ⑧国分寺 ⑨大仏 ⑩鑑真 ⑪行基 ⑫古事記 ⑬日本書紀 ⑭風土記 ⑮ 万葉集



posted by あまがえる at 18:00Comment(0)歴史