消しゴムを使わない

以前書いた「消しゴムを使いすぎ」の続編です。



消しゴムを使う頻度が高いということは頭が整理できていないうちに書こうとしています。



したがって、多くの場合あせって整理できていない状態を表現しようとするわけですから、書いては消す操作を繰り返すわけです。したがって試行錯誤の様子を消しゴムの動きが物語っています。



そこで、いったん紙に下書きしながら頭の中でことがらを整理してから清書すれば、書くときの間違いは少なくなります。思考の速さと下書きのスピードがよく一致して、慣れてくるとスラスラ書けるようになります。最終的に確定したものを解答欄に書き込むという手順こそ大事です。



さらに良いのはきちんと書く習慣がつくことです。「逆じゃないの?」と思う人もいるかもしれません。消しゴムを使ったほうがきれいに書けているじゃないかとお思いでしょう。



そう言いたいのではありません。上に書いたように頭が整理できて文字や数字にしたほうが理路整然としたものが書き表せる言いたいのです。こうしたほうがあとで見直したときに言いたいことが伝わります。



私ごとですがこのブログを一ヵ月間毎日書いてみてこのことを再認識しました。チラシの裏に下書きをしてからパソコンのワープロソフトで清書します。下書きのときは自分の思考のスピードと文章を書く動きが連動しているときは心地よく、あとで読み直しても読みやすいです。



結論から言いますと、提出物以外は「消しゴムを使わない」で済ますことができます。家で勉強に使うノート類は基本的に消しゴムはいりません。



したがって見えやすい使い古しのボールペンなどで勉強しても構いません。どうしても消しゴムを使ってしまうなら、取り出しにくくするためペンケースにしまってください。



消しゴムを使わないことにはもうひとつ理由がありましたね。きのう書いたように時間の無駄を省くためでした。消しゴムで消す時間だけタイムロスになっているのでした。多い人は何と30%を消しゴムで消す時間に充てていました。



これは極端なことを言えば、一生の勉強時間のうち3分の1は消しゴムで消すために使うことになってしまいます。

△のつく答案を見直そう

期末テストが近づいてきました。皆さん五教科の準備は進んでいるでしょうか?


さて、なかなか記述式の問題は○をもらえない、△がいっぱい並んでしまうという人は読んでみてください。わたしが採点していてよく目にする答案の具体例です。



身勝手な答え

その原因は何だと思いますか。それはこれぐらい書いてあれば採点する人は書かなくてもわかるだろうと大事なことを省いてしまう身勝手な答えになっていることがひとつの原因です。この程度でわかってもらえるだろうというつもりで書いているようです。


例えばこれは書かなくてもいいだろうと、「勝手に」省いてしまったり、書かないで済ませてしまったりする人。これでは減点対象になることが多いです。わかりきっていることでも必要な要素を省略することは許されません。


しっかり書いておかないと違う部分を指しているともとられかねません。誰に答えを読んでもらっても、ほとんどの人がこの答えでOKと思ってもらえるように、注意深く丁寧に書くことが要求されています。


不十分な答え

もう一つは答えになる部分を抜書きすればよい場合ですが、枝葉の部分は省略できても、根幹(骨組)にあたる部分は略すことはできません。文でつないだとき不自然なことになっているはずなのに平気でいることになってしまっています。


2つのことを書かないといけないのにもう片方がおざなりになっているような場合も大幅減点になります。これはよくありがちなことです。


でも問題文をしっかり汲み取れれば、本文中から答えの内容が2つあることが明らかなはずなのに、十分読み取れていなかったために片方がおざなりになってしまった場合です。



入試の英語に備える

英語は必要な志望校のレベルごとで入試への対策は段階があります。こちらについても公立高校向けの偏差値で表示しますね。


(1)偏差値4050程度を目指す方

まずはリスニングや比較的容易な23番の問題の最初の方の問いの正解を目指しましょう。それから大問の34, (5)番の小問についても可能な限り解答欄を埋められるように練習を少しずつしていきましょう。自由英作文などは知っている英文をなるべく使って少しでも解答欄を書きこむ努力を続けましょう。


(2)偏差値5060程度を目指す方

前半のリスニングや英作文、単語を書き入れる問題などを全問正解に近づけましょう。これだけで点数としては半分近くあるはずです。そして残りの大問のの小問の前半部分は全問、残りで6割が取れるようにしていきましょう。ここは会話文や長文読解力など英語の力が必要となっています。


(3)偏差値60以上を目指す方

リスニングや英作文、単語を入れる問題などを全問正解を目指しましょう。そのためには典型問題だけでなく、リスニングは速度を少し上げて練習問題を解く、英語の長文については毎日少量ずつでよいので必ず解いて慣れておくことが必要です。こうして確実に英文を読む速度と読解力を身につける必要があります。


(まとめ)

以上はあくまでも目安です。英語が苦手な人は基本的な文法事項や教科書の基本文程度を書いたり日本語にしたりできる力をつけるようにします。英語を得意としている人は、長文問題、会話文の正解率を少しでも上げるほうに主眼を置くといいです。





人前で自分の考えを言ってみよう

最近は学校でも発表の機会があるようです。でも学校の場合は見慣れた教室、日頃から見知った同級生たちが相手です。


ここで一番、自分は場違いかなと思えてしまうようなところで、自分の思っていることを言ってみるというのはどうでしょう。様々な機会があると思います。


ボランティア活動をやっている人は何だそんなこと簡単じゃないと思うでしょうし、うちでお店をやっている人は家の仕事を手伝えばできることです。


それがなかなかない人は学校ではない場所でさまざまなサークルなどに参加してみるといいです。


いろいろな年代の人がいるサークルに参加できれば、へ~え、こんな考えもあるんだとか、大人の人はこんなふうに考えるんだとか、行動ひとつについても思いやりの気持ちが大切なんだとか様々な点に気がつくことが出てくると思います。

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受験勉強に王道はなし

何とか推薦合格で受験を切り抜けたい、すでにこの時期にそう思う人もいるかもしれません。でもこれから推薦の要件を何か作ろうとしてもそれは普通は難しいです。

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なぜなら推薦合格は中学校時代にコツコツひとつのことを築き上げて成果を出した人に学校長が推薦状を出すからです。それなりの推薦に値するものを持っていないと推薦状は出されません。


すると一般入試。少しでも楽な方法で受験を切り抜けられないかな、勉強しないで受験を乗り越えられないかなと頭の隅でチラッチラッと思うかもしれません。


でもそれはかなわない夢です。私も塾を始めてそういうものがないか、それこそ市販の問題集や参考書を目を皿のようにして探しましたが、そういうものは何一つありませんでした。


つまり楽してそれなりの高い目標に到達しようということはありえないということです。これはどんなにお金持ちの人であっても、権力を持っている人でもかなえられません。


結論としていいたいことは、「学問に王道なし」です。