瀬戸内地方の気候と農業

中国四国地方の瀬戸内海沿岸の地方は瀬戸内の気候と呼ばれ特徴があります。


夏・冬ともに中国山地や四国山地に季節風が遮られるために、降水量が少なくなります。これらの山地を越えるときに雲が消えてしまい、晴れの日が多くなるからです。


ただし、島根や鳥取の山間部では日本海側の気候ですから、冬は季節風の影響で雪や曇りの日が多くなるので同じ中国四国地方でも気候に違いがあります。同じことは高知県などの太平洋岸も太平洋側の気候を示す傾向があります。


したがって瀬戸内地方は農業にも特徴があります。降水量が少ないということで、水の確保が大変です。そこで、平野部のあちらこちらに昔からため池が作られてかんがい用水、農業用水として利用されてきました。


なかでも讃岐平野はその代表的な場所です。地図で讃岐平野を見てください。ため池があることがわかると思います。讃岐平野だけで2万近くのため池があるそうです。


中には平安時代に空海が指示して作らせた満濃(まんのう)池などが知られています。そして近年作られた香川用水によって農業用水の確保が図られるようになりました。




posted by あまがえる at 19:00Comment(0)地理

地理・数学 縮尺の解き方

縮尺の計算は6年生で習います。中学生でも再び地理で習いますのでこの際おさらいをしましょう。


縮尺で、直接測定できない2つの地点の間の距離を求めたり、高さを計算したりして求める際に用います。一つの式をまず覚えておきましょう。


 実際の距離=縮尺の分母×地図上の距離 …①


あるいは  

しちじ1.JPG

として覚えておけば

「し」:縮尺の分母

「ち」:地図上の距離

「じ」:実際の距離

ですから、2つがわかればこの式「しち/じ」からもう一つが算出できます。


例えば11000の縮尺ならば、縮尺の分母は1000になります。ここで気をつけなければならないのは距離の単位をcmからmあるいはkmに変換しないといけないことです。そこだけは注意が必要です。


例題 縮尺15000の地図上で、ある2点の間の長さが4cmありました。この2点の間の実際の距離は何kmありますか。


解き方

 縮尺の分母は5000、地図上の距離が4cmですから①の式から掛け算になります。

  5000×420000(cm)

 単位をcmからmを経てkmに変えます。

  20000cm200m0.2km  答え0.2km


posted by あまがえる at 18:00Comment(0)地理

地理の略号の問題

今日はアルファベットの略号で表したらどうなるか答えてみてください。最後のほうには難しいのもあります。



1次の用語の略号を書こう。

ア)新興工業経済地域 イ)東南アジア諸国連合 ウ)非営利組織   エ)非政府組織 

オ)政府開発援助  カ)連合国軍総司令部  キ)核兵器拡散防止条約 ク)集積回路

ケ)国際協力機構  コ)ヨーロッパ連合  サ)ワルシャワ条約機構 シ)北大西洋条約機構 ス)経済協力開発機構 セ)石油輸出国機構  ソ)国内総生産 タ)北米自由貿易協定 チ)アジア太平洋経済協力会議  ツ)国民総生産  テ)独立国家共同体

答え ア.NIES(ニーズ) イ.ASEAN(アセアン) ウ.NPO  エ.NGO オ.ODA カ.GHQ キ.NPT  ク.IC  ケ.JICA(ジャイカ)  コ.EU  サ.WTO シ.NATO(ナトー) ス)OECD セ.OPEC(オペック) ソ)GDP タ.NAFTA(ナフタ) チ.APEC(エイペック) ツ.GNP  テ.CIS


DSCN3945.JPG



posted by あまがえる at 18:00Comment(0)地理

入試ポイント 地図の読み取り

週末は外出したという人もなかにはいるでしょう。


その際に地図はとても役に立ちます。待ち合わせの場所に向かうには…とか駅までの一番の近道はこれかなといろいろな使い方があります。


この地図を使うとき、さらに試験で地図に関する問題が出てきたときに解く前に、まず行うポイントをお知らせします。地図の問題を解くコツとして使えることです。


地図を持ったら(あるいは地図に関する問題をみたら)まずこうします。

A)使いたいとき

(1)自分が実際に立っている場所を確認します。地図上でその場所を探します。

(2)実際の方角と地図の示す方角(ふつうは上が北を合わせます。)

(3)目の前にある目印になる目立つものを実際と地図上で照らし合わせます。

(4)それを頼りに目的物の方角と位置を地図上と実際に当てはめます。地図を見ながら、どの通りをどのくらい進み、角の目印になる建物やものを頼りに曲がります。このとき距離の確認が大切になります。


たいていの場所はこの方法で見つかります。


B)地図を使った問題の場合

さて今度は地図を使った問題の場合です。基本は上と同じですが、まず必ずすべきことがあります。それは地図に方角、東西南北を書き入れることです。


「北」を上に書いたとき、向かって右手側が「東」、左手側が「西」です。これは非常に大切です。地図になるとほぼ必ず方角を問う問題が出て来ます。しかも地理の場合には8方位をよく使います。理科の気象などでは16方位ですね。


例えば「郵便局の東南に位置する神社は・・・。」というふうに使われます。その際に方角を取り違えないためです。「上が北とわかっているのにしないといけないの?」そうです。必ず方角の要素を必要とするときはこの書き込んだ東西南北を頼りにして解き始めます。


試験の際にはこういう取り違えは大失点につながる可能性が大きいです。最初に方角を西と東を間違えただけで、全て間違ってしまうこともあります。

posted by あまがえる at 19:00Comment(0)地理

三角州と扇状地

中学校の地理で表題の言葉を習ったことでしょう。「うん、習ったよ。たしか、地形のところででてきた。」そうですね。特徴的な地形として紹介された言葉ふたつです。この三角州と扇状地、どちらも特徴的なかたちをしていますね。じつは両者には共通の性質があります。それはでき方です。じつは両方とも水の流れと関係が深いです。

「へえ、そうなんだ。でもどうしてできるのかな。」まずはじゃあ、三角州から説明しましょう。さて、三角州のできる場所はどこでしょうか?

「たしか川が湖や海に流れ込むところだったかな。」そうです。川の河口付近にできやすいです。そういう場所は土砂が運搬されて流れ込んで来て退席しやすいところなんです。

「あ、そうか、だから三角州は三角形みたいなかたちなんだ。」そうです。上流から運ばれてきた土砂がたまりやすく、広がって退席するとこのような形になりやすいです。

そのことは扇状地も似ています。「扇状地も?」そう、扇状地の場合にはできる場所が違います。川が谷あいの山すそからふもとの平野や盆地に出るところにできやすいです。したがって扇状地のできる場所にも土砂がおうぎ形のように広がってたまります。

砂やれきなども含まれていますから水はけがよいのが特徴です。この場所だけ水が伏流しているようなこともあり、扇状地のおうぎ形のちょうど弧にあたる部分から湧き水としてあふれていることもあります。ちょうどきれいな湧き水がある場所なので、こんなとところに集落ができているところもあります。「へえ、そうなんだ。」

扇状地にはもう一つ水はけがよいのが特徴です。ブドウやミカンなどの果樹は水はけのよい場所でよく育ちます。したがって、水はけのよい扇状地、たとえば甲府盆地を見ると…、ここにある扇状地などは昔から果樹園が経営されている場所が多かったです。「ホントだ。地図を見ると果樹園のマークがいっぱいある。」

話をまとめると、三角州と扇状地はいずれも水が関わって水の流れのはたらきでできた地形といえます。「うん、よくわかった。」
posted by あまがえる at 19:00Comment(0)地理