気象と天気のポイント5つ

気象と天気の分野は油断すると結構難しく感じるかもしれません。5つのポイントになるところをお伝えしましょう。

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温暖前線、寒冷前線の意味

このふたつの前線の周辺は天気が悪くなりますが、雨の降り方やその時間に違いがありましたね。その特徴をよくつかんでおきましょう。ここにはその内容は書きませんよ。自分でノートや教科書で調べてください。


低気圧と高気圧の違い

低気圧は上昇気流の結果、空気が膨張して温度が下がり、露点に達して積乱雲などが発生しやすくなります。それに対して高気圧は下降気流で、上空の空気が地上に降りてきますので、雲が消えて晴天になります。


ただし、高気圧の西側はそののち天候が悪化しがちです。それぞれ吹き込み、吹き出しの風の向きで風向きが決まりますから、それにも注意してください。


湿度と露点

にも出てきた露点の言葉は説明できるようになっておきます。頻出のところです。湿度と温度の関係を表したグラフ、同じく湿度と温度の表、乾湿計の読みからの湿度の算出、湿度の計算は、ここが試験範囲ならばほぼ必ず試験に出るでしょう。


季節と天気

梅雨の時期、台風、冬型の西高東低の気圧配置(冷たい北風が吹きます)など、特徴のある天気図は区別できるようにしましょう。


天気図

天気図の記号(風向・風力、天気)、前線の種類、等圧線の読み方、それと天候の変化と偏西風などはよく出るところです。



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湿度の理解の仕方

天気とその変化の単元で湿度が出てきます。湿度が分かりにくい人は読んでみてください。

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そこでこういうふうに例えます。いま21組の教室を考えます。クラスの人数は全員で30人です。いすは人数分の30脚あります。


女子15人が教室にいて、いすに座っているとすれば全員に対するその割合は、15÷300.5つまり50%ですね。


そこへ男子のうち6人が帰ってきていすに座りました。合計で21人ですから①と同じようにいすに座っている人の割合は21÷300.770%ですね。


じつは湿度も全く同じです。①の場合は、30℃での飽和水蒸気量が30g/m3(教室全員が座っている状態に相当)だとします。上の①、②の場合と比べてみてください。


30℃で水蒸気量が15g/m3の空気があるとすれば、飽和水蒸気量30g/m3に対する割合は、15÷300.5つまり50%ですね。


そこへ水蒸気が6g/m3ふえたとすると、全部で21g/m3ですから上と同じく割合は21÷300.770%ですね。


このように教室のいすに座る人数で水蒸気量をイメージするとわかりやすくないですか。



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電離、酸と塩基の練習問題

電離と酸・塩基に関する問題です。


1.次の物質の電離の式(イオンになる式)を書こう。

(1)H2SO4

(2)NaOH

(3)Na2CO3


答え(1)H2SO4→2H +SO42-(2)NaOH→Na +OH

(3)Na2CO3→2Na +CO32-


2.次の問いに答えよう。

(1)問1H2SO4のように水素イオン(H)を生ずるものを何といいますか。

(2)問1NaOHのように水酸化物イオン(OH)を生ずるものを何といいますか。

(3)化合物Na2CO3は水に溶けると酸性を示しますか、塩基性を示しますか。

(4)希硫酸と水酸化バリウムの水溶液を混ぜるとできる物質のうち、水以外の物質を化学式で書こう。

答え(1)酸 (2)塩基 (3)塩基性 (4)BaSO4


問3.次のイオンの組み合わせのうち、沈殿を生じるものには+を、沈殿を生じないものにはーを記入しよう。

(1)KCO32(2)AlCl (3)Ca2NO3 (4)Ba2SO42-   (5)Ba2Cl (6)Cu2NO3  (7)Ca2CO32-


答え (1)ー(2)+(3)ー(4)+(5)ー(6)ー(7)+



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耳の音の伝わり方

理科の動物のところで耳を習います。耳の構造は理解できていますか。それから音が聞こえる聴覚の仕組みはわかりますか。


外耳道(空気:気体)→鼓膜→耳小骨(固体)→うずまき管(リンパ液:液体)→聴神経→大脳へと音は伝えられます。


鼓膜までは空気中を伝わってくる音(音波)は、鼓膜を振動させ、それが耳小骨に伝わります。そうして振動は増幅されたのち、うずまき管内のリンパ液を振動させます。それが視神経を電気信号の形で伝えられ、大脳に届きます。


つまり気体~固体~液体を通じて音は電気信号に変えられるわけです。じつに巧妙な仕組みです。そのいずれも一ヵ所でもダメージを受けると聴覚は成り立ちません。


自分の声を録音して聞いたことはありますか。「いつもの自分の声じゃないみたいだよ。機械の性能が悪いせいかなあ。」そうではないと思います。



皆さんが普段聞いている自分の声は、じつは自分の声帯(のどの奥にある)といわれる部分が振動した音をじかに感じる音です。


つまり、のどで出た音の一部が頭蓋骨などを通じて視神経を刺激し、「自分の声」として脳に届いています。あなたの周りにいる人たちはあなたが話しかけてきた声と、録音されたあなたの声はほとんど同じ声として聞こえています。


録音された声であろうと、直接あなたが話しかけてきた声であろうと他人はほぼ違いなく聞こえています。自分だけが自分の本当の声を録音しないと聞けないわけです。


先ほどの話に戻りますが、空気、水、鉄のうち、音を最も速く伝えるのはどれでしょうか。「う~ん、どれも同じ、いや違うかな。」じつは①固体、②液体、③気体の順番に速く音が伝えられます。


耳の仕組みのお話でした。





間違いやすい雲量と天気

雲量は気象観測の要素のひとつでこれで天気を決めています。空全体のうち、雲がどれぐらいの割合をしめているかをいいます。具体的には空全体のうちどのくらいの割合を占めているかを010の数値で表したものです。

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ここで01は「快晴」を、28では「晴れ」、910が「くもり」です。「あれっ雨や雪がないよ。」そうですね。雨や雪はありません。雨は雲の量とは関係なくその日に雨が降れば「雨」と判定されます。


ですから雨や雪は雲量とは関係ないわけで、雲量が2であっても雨が降れば「雨」となります。


それから雲量8でも「晴れ」というのはなかなか実感する天気とは一致せずピンとこないかもしれません。雲に日差しが隠されていても雲量が8以内ならば晴れです。やっと9で「くもり」です。つまり試験ではそういう微妙な部分が出題されやすいことになります。


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